2016年2月3日
素材の味がするおはぎ専門店「森のおはぎ」は、ファンを魅了するおはぎが店頭に並ぶ。店主は元テキスタイルデザイナーだった森百合子さん。
「もともとおはぎが好きで、よく食べてました。店を出す前、カフェイベントで試作品として、どこにもない、食べたこともないおはぎを作って出したんです。評判がよかったので商品化しました」。
それにしても、ユニークなおはぎだ。
独創的なおはぎがいろいろある。定番は5種類。すべて一口サイズになっている。季節限定“ずんだ黒米もち”は、白あんに塩ゆでした枝豆を練り合わせている。“くるみ黒米もち”は同じく白あんにローストしたくるみを練り込み、隠し味に白みそを使っている。“本醸造みたらし雑穀もち”は粒あんを雑穀もちで包み、博多の上久醤油を使用したタレをかけ、甘く、かつキレのある風味にまとめている。もちろん定番とも言えるおはぎもある。一個150円前後(それぞれ値段が違う)。
「大きいおはぎを1つよりも、小さいのを2個、3個食べて満足感を味わって欲しいから、このサイズにしました。何もかも手作りですし、すごく手間がかかる。でも、それだけ美味しいものができます」と、森店主。素材の持ち味を生かした、個性派ぞろいで、味は申し分なし。森店主も大胆に挑戦する職人と言えるのではないか。こんなおはぎは、ちょっと珍しいだろう。
- 店名/おはぎ専門店「森のおはぎ」
- 住所/大阪府豊中市桜塚2―25-10
- 電話/06-6845-1250
- 営業/平日10:00~13:00、14:00~売り切れ