堀江貴文著「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」(SB新書)

2016年12月3日

review_horiemon_ikiru「2016年上半期ベストセラー第1位」(日販:新書・ノンフィクション部門)と書いてあったので、興味がわき、買って読んでみました。
エッセイですから、あっという間に読めちゃいます。要は「本音で生きよう」という、後悔しない生き方を綴った本です。

1章 言い訳をやめる
2章 バランスをとるな!
3章 本音で生きられない理由は「自意識」と「プライド」である
4章 すべてを最適化せよ
5章 本音で生きるために必要なこと

1章に、こう書いています。

「会社を辞めたいけど、次の就職先も決まっていないし、できない」
「家族がいるから、起業はできない」
 こんな風にリスクを考えて「やらない」人は、多いのではないだろうか。

「言い訳をやめると、本当にすっきりする。」とも……。

2章では、「バランスなんかとらなくていい」と言います。バランスを維持したまま、新しいことができるわけがない、ということです。

3章にこんなことが書いてありました。

ノリで動けない人は 、とにかくプライドが高い。「失敗してバカだと思われたらどうしよう 」「思ったことを口にして 、相手から反撃されたらどうしよう 」。そんなことばかり心配して 、「プライド 」という名の壁を自分の周りに高く築き 、その中に引きこもることで 、弱い自分を守ろうとする 。

また、アドラー心理学に関する言及がありました。

ベストセラ ーになった 『嫌われる勇気 』 (岸見一郎 ・古賀史健著 、ダイヤモンド社 )を読んだだろうか 。この本は 、一般向けにアドラ ー心理学を紹介した本だが 、同書には 、人間関係においても優れた洞察が書かれている 。たとえば 、「『他人の期待を満たす 』ような生き方をやめる 」こと 、「自分の課題と他人の課題を分ける」こと 。誰かがあなたについてどう思おうが 、それは自分の問題ではなく 、相手の問題だ 。他人が誰を嫌おうと 、何を考えようと 、それはあなたの人生にはかかわりのないことだ 。一刻も早くそれに気づいて 「放っておく 」こと 。「相手が自分をどう思っているのか 」なんてことにかかわりあって 、自分の人生がなおざりになるなんて 、本当にもったいないと思う 。

読んでいるときは逐一納得し、「素晴らしい」と思っているんだけど、一週間もすれば、半分くらいは何が書かれていた内容は忘れてしまっている。ただ、「失敗が嫌だから、やらない」のではなく、とにかく、やってみよう、チャレンジしようと、勇気づけてくれる本ではあります。ホリエモンの生き方がすごくわかる。おそらく真似はできないから。
後悔しない生き方をしたいと思いましたね。

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