「中国料理 花梨」 たまさか外に出てスペシャル料理を

2017年6月2日

kanashi02大阪の北新地にあるホテル「ANAクラウンプラザ大阪」6階、中国料理「花梨」の食事会へ。写真の1つは「パパイヤの姿蒸し烏骨鶏スープ」だ。見た目のインパクトも素晴らしいが、口に含むと、なんだこれ?初めての衝撃だった。パパイヤの姿蒸しというアイデアに、シェフの並々ならぬ料理魂が込められている気がした。
料理を見た瞬間、神戸ルミナリエの感動的なイルミネーションの光の放列をふと思い出した。なぜそんなものを思い出したのか。何年前だったか、神戸ルミナリエが初めて開催された時に足を運び、その輝きに深く感動したが、そのイメージが脳に伝播したからである。

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パパイヤの中は烏骨鶏スープ。味わい深く、少しずつスープを飲み、同時にパパイヤの果肉を少しずつ崩しながら口に入れる。そう言えば、丸ごとかぼちゃのスープをどこかの店で食したことがあったが、仕掛けは似ている。日本でこのような絶品メニューを食せるとは思わなかった。烏骨鶏は白いふさふさした毛並みが特徴のニワトリの仲間だが、卵などは他のニワトリと比べて産む量が少なく高級品でセレブ好み。スープの味も濃厚だった。
パパイヤは冷やして生で食べても普通に美味しいが、まさかスープになって出てくるとは……。

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他にも「活け鮑のバターソテーウニソース 空豆と春竹の子添え」、「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み クミン風味の人参とともに」、「コラーゲン入りふかひれ型チャイニーズパイ」、「鴨肉と春野菜入りオレンジチャーハン クリームソース仕立て」など、格別に美味しくいただいた。創意工夫の数々の料理に幾度となく舌鼓だ。

たまさか外に出て旨いものを食わなければならない。妻にも凝った逸品を味わってもらわなくてはならない。家庭の揉め事は、まず台所から発生する。台所の崩壊は、家庭の崩壊につながる。そんなことも思いがけず考えた。貴重な食事会に深く感謝である。

店舗情報
「中国料理 花梨」
ANAクラウンプラザホテル大阪・6F
〒530-0004 大阪市北区堂島浜 1-3-1
TEL : 06-6347-1112
ランチ11:30a.m.~2:30p.m.ディナー平日  5:30p.m.~9:30p.m.
土日祝 5:00p.m.~9:30p.m.
123席
URL:https://www.anacrowneplaza-osaka.jp/restaurant/karin/

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