2016年2月3日
大阪天満宮の近く営業している「梅亀庵」は、カフェのような落ち着いた店内になっている。全35席。名物は『梅亀天神餅』で、これはあんこをつけたあんつけ餅のこと。
「国産のもち米を使い、赤しその葉を練り込み、香り豊かな、あんこのお餅になっています」と、店長さん。赤福と似ていると言われるそうだが、天満宮の亀の池にあやかり、実は亀の甲羅を模したもの。
「天満宮の宮司さんともお話をして開発した商品ですが、開発担当の者は、あんこにまみれながら、試行錯誤を繰り返したと聞いています」(店長)。小豆は北海道産。こしあんで皮つきのまま使用し、しっとりした口当たりだ。すべて手作り。隠し味のシソはあまり目立たず、旨味とコクがある。
とくに夏場は、お餅の状態など、かなり気を遣うという。値段は煎茶付き、2つで324円(税込)。折箱入り10粒864円。「最近は天満名物として認知されています」と言い、良縁に恵まれるようにとの願いも込められているとか。他に天神餅ぜんざい(650円)や自家製かき氷などもあり、店内でもゆっくり食べられるぞ。
- 店名/甘味処「梅亀庵」
- 住所/大阪市北区天神橋2-5-16 梅と亀ビル1F
- 電話/06-6882-0871
- 営業/11:00~19:30