2012年1月6日
中谷彰宏×Dr.コパ・小林祥晃
「運は使えば使うほど、増える!」(PHP)
2001年1月24日 第1版第1刷発行
わかりやすい文章で書かれていて、運とは何かを教えてくれる。「運がないなあ」とか、「成功したい」という人は、役に立つに違いない。風水的成功の法則の本だ。
「お金の使い方で、金運は強くなる」
「環境を変えれば、運は強くなる」
「感謝して待てば、運は強くなる」
「チャレンジすれば、運は強くなる」
「心を開放すれば、運は強くなる」
以上の五章から成り立っている。
「人の縁が、お金の円になる」
人間関係がすべての自分を育てるということ。
「子供の金運を取っていないか?」
子供の金運まで親が奪ってはいけないということ。
「女性の運は、実家でどのくらい積善したかで変わる」
実家で犠牲になった女性ほど、実はその後の運が開けるということ。
「運をこき使うと、運は強くなる」
富豪ほどお金をこき使っている。運もこき使わないといけないということ。
「モノに感謝できる人が、モノから運をもらえる」
電球が切れた時、「お疲れさん」と言えるか、「また切れた」と文句を言うか。その差は大きいということ。
「痛みを知ることで、運は強くなる」
振られてみないと、恋の痛みはわからない。失敗しないと、その痛みはわからないということ。
「家族と仲良くできれば、運は強くなる」
親子関係や、家庭不和では、運気は下がる。家族の仲がいいと、守護霊が運気を上げてくれるということ。
「努力をした人ほど、運がよかったと言う」
100%運によって人生が決まるわけではない。努力によって運が開ける。成功した人ほど、努力以上の答えが出て、「運がよかった」と言うが、努力以下の答えしか出せなかった場合は、「運が悪かった」と言う。そういうこと。
運とは何か????
いろいろ考えさせられる本だ。運気は外部から入ってくる。努力をすればするほど、運がよかったと言えるようになる、というわけだから、常に努力するしかない。