餅パイ/北河内郷土銘菓「まむ多」

2014年11月7日

mamuta_pai01「和菓子は感動を与える商品でないと、生き残っていけない。7割方は真似をできても、3割はできない。そういうものが名物になる」

こう話すのは、北河内郷土銘菓「まむ多」の二代目社長、山本英雄さん。同店の名物は『楠どら』というどら焼きだ。地域のファンだけでなく、日本全国から注文が来るほどで、年間18万個も売れるという。

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「ど ら焼きに続くヒット商品として、考案したのが“朝焼きもちぱい”。毎日、朝焼いてその日のうちに食べてもらうんですが、販売して2年以上経ちます。まだ試 行錯誤中です」(山本社長)。完璧な商品になるまで、3年~5年はかかるらしく、「ダンプにして2、3台分はすでに(試作品を)捨ててます」(同)。一個 140円。

パイのサクサク感と餅のもっちり感、さらにあんが絡まって実に旨い。毎年、売り上げは伸びているものの、まだ改良中とか。ここまでやって売れる名物商品になるわけだ。そのこだわりは尋常ではないだろう。

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また、美味しい一口サイズの『チーズケーキ』も新商品だ。一個130円。「和菓子屋が作るチーズケーキですが、自分では納得していない。まだ改良します」とか。他にも30種類ほどの和菓子があり、すべてオリジナルの銘菓だ。
それにしても、すべてにこだわっていて、銘菓が生まれるのも納得!

まむ多

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